小町碧 (こまち みどり)1988年生まれ。
7歳よりヴァイオリンを始め、12歳でスイスのバーゼル音楽大学にてアデリーナ・オプリアン教授に師事。同年、チューリッヒ室内管弦楽団と指揮者のハワード・グリフィスと共演、モーツァルトのコンチェルトを演奏。
以来、様々なオーケストラと共演。国際的な演奏活動を行い、今までにスイス・Tonhalle Zurich、ミューザ川崎、ワルシャワ・フィルハーモニー、英国・St.Martin-in-the-fields,ブリストル大聖堂、クロアチア・Gallery Pulitika等、世界各地の様々な場で演奏をした。2012年5月にはイギリスのノーフォーク・ノリッチ音楽祭のオープニング・リサイタルに出演。
2006年より英国王立音楽院にて 宗倫匡 教授に師事し、2010年6月に音楽学士課程を首席で卒業。Seary Charitable TrustやWilliam Barry Trustによる奨学金を得て、同音楽院修士課程でモーリス・ハッソン教授に師事、2012年に修士課程を首席で修了。
2007年、Hattori FoundationによりJunior Awardを受賞。2011年、自身の研究及びコンサート企画「音楽におけるイギリスと日本の文化交流」に対し王立音楽院よりHonorary Patrons’ Development Awardを受賞。王立音楽院にて行われたコンクールでは、Dame Ruth Railton PrizeやHarold Craxton Prizeに入賞、そしてMax Pirani Prize、Sir Arthur Bliss Prizeで第一位受賞。
様々な演奏活動の他に、研究テーマを基に演奏するコンサートやレクチャー・リサイタル等も企画している。2012年秋には、ディーリアスの研究を基にしたリサイタル・シリーズ「ディーリアスとゴーギャン」を企画、ロンドン、ケンブリッジ及び東京にて開催される。このプロジェクトは、日本経済新聞や雑誌“Arts & Collections International Magazine”にて特集記事が掲載され、注目を集めている。2013年1月には、このコンサート・プロジェクトにより英国ディーリアス協会に表彰された。2013年秋には米国・シカゴでディーリアスのソナタを含むCDアルバムのレコーディングが予定されている。
室内楽に於いても積極的に活動し、カルテットとしてベルシア・カルテットのマスタークラスを受け、ロンドン・Wigmore Hallにて演奏。様々なアーティスト達と共演し、今までにクロイツァー・カルテット、今井信子、ステファン・フォルク、ステファン・ピカール教授等と弦楽アンサンブルを共演。2010年より、トキ・カルテットのメンバーとして活動。
トキ・カルテットは2012年7月にMusicians Benevolent FundによるEmerging Excellence Awardを受賞、以来MBFのヤング・アーティストとして今後の活動が期待されている。結成以来イギリスを拠点に活動してきたが、2012年6月より日本と英国の文化交流を深めるプロジェクト「Harmony of Cultural Sounds」を開催、イギリスと日本でコンサート・シリーズとワークショップを行ってきた。
今までに数多くの音楽祭やマスタークラスに参加し、2010年夏にはオランダのHolland Music Sessions音楽祭にてリサイタルを2回行う。これまでに Josef Rissin, György Pauk, 原田幸一郎, Tasmin Little, Igor Ozim, Thomas Brandis, Stephan Picard, Antje Weithaas, Ulf Schneider、Alexander Pavlovic等の教授のマスタークラスを受講。